ポルトガル産の紅茶を飲んでみた
実はポルトガルには時差が一時間発生する島がある
日本で言う沖縄の様な温暖な気候を持つ島群”アソーレス諸島”
サン・ミゲル島 、サンタマリア島、フォルミガス島、テルセイラ島、サンジョルジェ島、ピコ島 、ファイアル島、グラシオーザ島、フローレス島 、コルヴォ島
一番大きなサン・ミゲル島、そこでは何と茶葉が生産されているのである
これまでヨーロッパで唯一の茶葉生産地としても有名だったのだが
イギリス国内で僅かながら紅茶が生産される様になり、唯一ではなくなってしまった
ポルトガルのお茶ってどう?
※写真の一部は島でしか買えない場合もある
島の北側に位置するゴレアナ茶園で生産されている
種類はそれなりにあるのだが、全体的に出が薄い・・・
煎茶の出がらしの様である
例えばTwiningsだったりTWGと言った良く味を知る銘柄、偶然かもしれないが
サーブされるのは少しぬるく、そして薄い
ポルトガル産の紅茶が薄いのもそれに起因する所もあるのかな?と勝手に感じている
ポルトガルと紅茶
ポルトガルとイギリスと紅茶の関わりは深く
1662年にチャールズ2世へと嫁いだポルトガルの王女キャサリンが、中国の茶と当時は貴重であった砂糖を大量に持参し、宮廷に喫茶の習慣を持ち込んだ
詳しくは日本紅茶協会のサイトで紹介されている
日本で中々手に入るものでは無いし、お土産としておススメである
ポルトガルなブレンド!?
スーパーでも勿論沢山のお茶を見かけるし、宿泊先で朝ごはんを頂くと沢山のTea bagが揃っていた。でも、何やらいつもと違う
ベーシックなアッサムやアールグレイではなく、フレーバーティーがやけに多いのだ
それも果物の
甘い物好きなポルトガルの皆さんはもしや紅茶も甘めがお好き!?なのか
香りのほんのり甘いフルーツティーが種類豊富に揃っている
※でもやっぱり出は薄い
街中を思い返すと、フランスとイギリスの文化を取り入れているのを多く見かけた
ポルトガルは何だか妙に気になる。が詰まった国であった